ギャンブル依存症患者が綴るノンフィクション。

自戒の念を込めつつ、15年間に渡る「ギャンブル依存症」の悲惨な経験を赤裸々に綴ります。こんなダメ人間にはならないで下さい。毎日更新しています。

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依存性の形成02

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ちょっと月日を戻しまして、大学生活が始まった頃の自分についてお話ししようと思います。
大学は、都内の某私立大学に入りました。
自分が昔から憧れていて、
入るのが夢だった大学です。

高校時代は物凄くつまらなくて、
退屈な日々を過ごしていました。
(その理由はまた別の機会にお話します)


だからこのまま中途半端にダラダラ過ごしたらこのあとの人生も先が見えてると、一念発起。
高校1年の後半戦から死ぬ気で猛勉強した結果、
夢を掴むことができたのです。


それまでの自分は、勉強にしても部活にしても、補欠だったり、中途半端だったり、たいした結果を残していませんでした。
そんな自分にとって、
志望校の合格は唯一胸を張って誇れる「結果」でした。


高校は就職率が3割くらいのとこでしたから、進学実績で言えば校内ではトップ位置でした。
地元も含め、合格したときは周りから「凄い!」「いいなあ」と称えられました。
もちろん、両親も大喜び。


高校生活がつまらなかったぶん、大学生活は、絶対楽しもうと思ってましたし、絶対楽しいものだと思ってました。

 

サークルに入って、
友達がたくさんできて、
飲み会をジャンジャンやって、
友達の家なんかに入り浸って、
夏は海に行って、
冬はスノボをして、
かわいい彼女がいて、
勉強もいっぱいして、
大企業に就職して…

 

これまでの自分をすべて変えてやるくらい、徹底的に楽しむんだと思ってました。

 

 

…しかし、実際の大学生活は想像とはちょっと違っていました。
まず感じたことが、
周りがみんな垢抜けていたこと。


千葉県の田舎出身の自分にとって、
服装にしても「ノリ」にしても、
まるで別人種に映りました。


両親や祖母から貰った入学祝いは計10万円。
それをほとんど服に費やすぐらい、外面を、大学の標準に近付けようとしましたが、所詮はにわか仕込み。
自分なりに服装に気を遣ったつもりでも、周りと比較して、田舎臭さが出ている感は否めませんでした。

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しかも、そういう自覚があるから、表情や態度にも、ますます自信がなくなっていきます。
大学とは残酷なもので、新歓コンパでは「田舎臭い」「愛想がない」「スポーツやってなさそう」な私は相手にされませんでした。


しかも、周りは高校の友達だったり、入学式やオリエンテーションで意気投合した仲間と行動してるのに、私は一人。
誘って欲しい、誘って欲しい…という負のオーラを出しながら一人で必死でウロウロしましたが、目があったのに別のとこに行かれたり…。


結局、手元に残ったチラシは、
申し訳程度に渡されたり、
どさくさに紛れて貰いにいった3枚だけ。


「惨めだ…」
生まれて初めてそう思いました。
いままでに受けたことのない感覚の屈辱。
敗北感。


何せ、中学や高校では、友達作りに困るなんてことはなかったですし、どっちかといえば自分の周りには人が集まってくると勘違いしていたくらいでしたから…。
どさくさに紛れて参加した新歓コンパでも、「同じ年齢の奴はなんであんな喋れて、酒も飲めて、初対面でも楽しそうにやれるんだろう…」と、気持ちはますます暗くなります。


初対面の先輩から「慶太はなんかスポーツやってたん?(いきなり名前で呼ぶ)」みたいな話を振られても、
「えと…あ、はい、中学の頃サッカーやってました」と返すだけで、会話が続かない。


なんにしても、会話が続かない。
いわゆるテニスやオールラウンドの「遊び系サークル」は、新歓コンパに参加しても疎外感、孤立感を深めただけでした。


「ちょっとあの子は難しそうだから誘うのやめとこうか…」恐らくそう思われてたのでしょう。
加入の誘いすら来ませんでした。


音楽系サークルの新歓コンパに参加し、そこは3ヶ月くらい入ってましたが…
中途半端にしか音楽をかじっていなかった自分は、周りがするコアな話題にまったくついていけず、かといって付いていく気力もなく、自然にフェードアウトしていきました。


「ちょっと待った。まだ4月だぞ…?想像していたキャンパスライフと全然違くないか?」
焦っている自分がいました。

 

以下に続く…

 

 

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