ギャンブル依存症患者が綴るノンフィクション。

自戒の念を込めつつ、15年間に渡る「ギャンブル依存症」の悲惨な経験を赤裸々に綴ります。こんなダメ人間にはならないで下さい。毎日更新しています。

人格荒廃02

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「ああ…だから行く前に、やめとけばよかったって言ったじゃないか…どうしよう。。来週水曜日まで65円しかないや…今度はあれを売ろうかな…」


所持金ゼロになるまでパチスロをした日は、深い後悔に襲われました。

 



当時は閉店までいることはなかったのですが、だいたい時間にして22時頃。


それまで熱がはいっていた頭が急に冷えていきます。


冷静に考えます。


何を売って、いくら収入がはいって、どの予定をキャンセルしなきゃいけないか。そんなことを考えながら、下着まで煙草の臭いが染み込んだ身体で、電灯がぼんやりと点いた暗い道を歩きました。


でも、どんなにお金を使い込んでも、どんなに後悔しても、泣くことは絶対にありませんでした。


いままで致命的なミスを犯したことがなかったからです。


お金がなくなれば、誰かが助けてくれました。ヘラヘラ笑って、嘘をついて、予定をキャンセルするなり、親にお金をせびるなりしていました。


だから、自責の念にかられながらも、きっと俺のことをどこかで誰かが助けてくれる、俺は助かる。そう思ってました。

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