依存性の形成01
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パチンコ屋は、自分にとって、禁忌施設からテーマパークに変わりました。
毎回毎回、行く前は物凄い興奮します。
『今日はどれだけ稼げるだろう?』
『五万円は勝ちたい』
『あの新台が空いてなかったらあの台を狙おう』
『連荘が止まらなかったらどうしよう、今日は夜の予定はないよな?』
と、最高潮に期待を膨らませます。
結果を早く知りたくて、一度行きたいとスイッチが入ったら自制が効かず、パチンコ屋までの道のりは早足になります。
電車の乗り継ぎが失敗しただけでストレスが溜まります。
1分のロスで、狙い台が奪われてるかもしれない。
んなわけないのですが、そういうことすら思うんです。
それでも、大学1年のときは、「朝イチから打つ」「並んで打つ」「終日打つ」ことはしませんでした。
その頃はまだ、自分は「大学生」という身分であり、パチンコはあくまで大学生活に刺激を与えてくれるオプションでした。
投資金額にしても、自分のなかで超えてはいけないラインというのが存在していたし、手をつけてはいけない金に手を出すということもなかった。
友達との遊びの約束は守れていたし、大学の勉強もそこそこやっていました。
あくまで、ライトユーザー。
朝から並ぶというのも、自分のプライドが許しませんでした。
通学の電車から毎朝見える、駅前のパチンコ屋の行列を見て、「ああいう大人になったらおしまいだな」と見下してました。
『パチンコの才能』と『奇跡の大逆転劇』の神話に酔った自分は、並ばなくとも自分だけは勝てると思ってたし、雑誌なんかを見てパチンコパチスロの研究なんてしなくても、運だけで勝つことができると信じてました。
あくまでスマートに勝つ。
自分はパチンコ屋で特別な存在なんだと。
By MichaelMaggs - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5648468
…
事実、パチンコを始めてから半年~1年間は、そこまで負けてませんでした。
台選びは、常に適当。
・分母以上にハマっている台。
・当日の大当りがまだない台。
・連続三回以上単発の台。
・まだ誰も箱を使ってないシマの空台。
・前日爆連してない台。
オカルトもオカルトで、基本的にそれらは結果に関係ないわけですが、勝ったときだけ『ほら、やっぱり俺が目を付けた台は当たるんだ!』と都合よく解釈してました。
隣のおばさんが自分より先に大当りを掴むと、『なんでこんなおばさんが俺より先に当たるんだ!』とイライラ。
この頃のペースは1週間に1回くらい。
実家暮らしだったので、酷い煙草臭さで親にパチンコ通いを怪しまれるのが嫌でもあり、それが歯止めにもなってました。
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