蝕み 「松永さんという方から電話だよ」 夕食どきに、電話が掛かってきました。 母親は私との繋がりが想像できない声だったのか、顔にハテナマークを浮かべていました。嫌な予感がしました。 「はい、森田ですが」 「森田様、◯◯の松永と申します」 無機質な…
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